難しい難しくない
2021.1.29
目の前に並ぶのは全く同じWEBコーディングの文字列。
それを見て「難しそう」と思う人。
それを見て「楽しそう」と思う人。
両者の目の前に並ぶは全く同じ文字列。
同じものを見ても人がそこから受け取る情報は違い、感情は違う。
ということは、「WEBコーディングが難しいか?否か?」という問いに関する答えは「あなたが難しいと思えば難しい、難しくないと思えば難しくない」となります。
WEBコーディングだけではなく、デザインもそうですし、パソコンの操作もそうかもしれません。
もっと言うと生きていく中で生じる「楽しい」「苦しい」「面白くない」「やりがいを感じない」いろんな感情は全てその人の脳が決定していることだと思ってます。
私のお仕事の一つは、脳を前の方向に向かせることでもあります。
もちろん、心理的な苦痛、肉体的な苦痛、金銭的な苦痛を起こすようなものを快感に変えることは洗脳になっちゃうので行いませんし、そんな趣味もないのですが、楽しさを伝える、やりがいを伝える、やればできることを伝える、やり方を伝える、そういうことがお仕事だったりします。
ただ、これは私の力だけではどうしようもないことが多々あります。
私の人間的能力不足の結果に過ぎませんが、幼少期から築かれてきた人格、脳の志向を覆すには、ご本人の力も大きいと思ったりします。
父になって早5年。
5歳の息子を一人でマクドナルドでお留守番させ、パチンコ4〜5時間打つようなタイプの父親には今のところなってませんが(遺伝子的にはそのような父親の遺伝子が半分入っているはずですが)、日に日に工場内で成長する雪国まいたけのまいたけみたいな我が息子くんから学ぶことの連続です。
本人に成長しようという意識など1%もないわけですが、勝手に成長していきます。
・楽しいことをとにかくやる
・知らないことをとにかく聞く
その繰り返しです。
逆にイヤなことは全くしませんが。
そして、何かをやる時に
・人からどう見られているか?
・周りの人は怒ってないか?
なんて意識していません。
これらの要素が成長の根源なんだと見せつけられる日々です。
私が日々接する方々にもいろんな方がいますが、先程挙げた息子くんと逆の思考や行動パターンの方は、すっごい苦しそうに見えます。
成長を求めるのは人間だけって前に書きましたが、生きるってなんやかんや周りと一緒に社会を作っていくことなのでめんどくさいことが多いと思います。
どっちみち生きないといけないんだったら、目の前のことを楽しむ術を持っていた方がストレス少なめに生きていけるのではないでしょうか。
そして、その結果自己の成長を促し、新たな景色に出会える。
そんなことを思いながら「でも、幼少期からこびりついたものはどうしようもないんやろなぁ」と無理に人に押し付けるのはよくないって思ってます。
そもそも生物は成長を求めないものみたいですし。
自分の日々が楽しいか楽しくないか、やりがいがあるかないかを決めているのは自分の脳。
楽しくない人生も、やりがいがない人生も自分の責任。
って、私自身はそういう風に考えるようにしています。
にしても毎回真面目。
次回は「おすすめユーチューバーBEST50」をお送りします。