技と技の間
2021.4.3
私は一応いろんなテクニックを持っておりまして、それらを人様にお伝えしたり、使用したりして、この社会の中で生かさせていただいております。
ただ、どうしても人様にお教えすることはテクニックの詰め込みになってしまい、私はそれをいかに染み込ませるかというテーマと日々向かい合っています。
私みたいなクラスの隅っこ君に言われたくないとは思うので、テキトーに読み流していただければ結構なのですが、私は多くの方に
「都合よく答えだけ集めようとしている」
という違和感を感じています。
自分のお仕事が本当の意味で人様のプラスになっているのか?ふと考えてしまうこともあります。
私は一応この業界だったり、自分の事業の中ではいろんなことができる方なんだとは思います。
でも、私という人間の99.999%以上は私が普段お金をいただいている技(答えの伝達)以外で構成されていると思います。
ある方の記事で読んだのですが
「オレンジ100%のジュースを飲むのはカラダによくない」
「みかんの皮も一緒に食べるからバランスのいい食事になる」
とのことらしいです。
私の濃縮還元果汁だけを絞り集めても、私の技は完全にご自身のものにはできないんだろうと思います。(気持ち悪さ100%)
「そうじゃない部分」が食物繊維の役割を果たし、バランスよく吸収していくのかもしれません。
という感じで、
「どうしてその人の技を盗みたかったり、その人に近づこうとしてたり、追い抜こうとしているのに、その人を見ないんだろう?」
という日々の疑問を文にたしなめてみました。
人のことを見る。
人と話をする。
人の書いたものを読む。
人のつくったものを見る。
そういうことが当たり前で楽しいって思える、実はそれが自分自身の一番の武器で、親から与えられた宝物なのかもしれない、と思う今日この頃。