Blog代表のブログ

なぜ学ぶのか?学ばされているのか?

2021.7.5

2月まで高校講師。

ほとんど授業にまともに参加してくれない学生さんたちでしたが、私の授業は

「デザインを通じて、アイデアを出す力を身につける」

ための授業。

個々が抱える「課題」を聞き出し、それらはなぜ発生し、どうすれば解決できるか?を考えてもらう。

そんな身近な課題の解決を通じて、アイデアを出すコツを身に付けるきっかけにしたり、楽しさを知ってもらえたら、そういうこと考えてました。

ほとんどの生徒の方が口にする課題が

「忙しい」

でした。

16時ぐらいまでの授業が終われば学校終了。

部活がそんなに盛んなキャンパスではないため、ほとんどの子は学校終了後に遊び以外の予定、何があるのだろう。

聞くと、塾に行ってる子たちが多かったです。

学校で長々と勉強し、さらに塾?

彼らはノーベル賞でも目指しているのでしょうか。

[疑問①]
塾に入るのは彼ら自身が選んだ道なのか、親に入らされたのか?

[疑問②]
なぜ、塾で勉強しないといけないのか?

[疑問③]
(②の回答は「ちょっとでもいい大学に入るため」だと思うので)じゃ、ちょっとでもいい大学に入ると、その後の人生にどういう影響を与えるのか?

悩める方々にデザイナーとしての技能を教えたり、一緒に今後の進路について考えたりするお仕事な私。

大学卒業後に、人生に戸惑い、目的をうまく見つけれずに、もしかしたらデザインには何かがあるのでは?と思って、ご入学される方が多いです。

そんな日々を送る私には、塾に通い、多忙な日々を送る高校生さんたちが切なくなってしまいます。

彼らは大学入学のアドバンテージを本気で信じているのか?

そんな人生を望んでいるのか?

そして、親たちは大学に入学することで人生が有利に運ぶなんてことを本気で信じているのか?

そして、かわいい我が子にそういう人生を歩ませるべきだと本気で信じているのか?

謎です。

小松未歩です

そんな私も保育園に通う息子君を持つイチ父親。

以前、3歳ぐらいの時に保育園のイベントで、父親同士で

「習い事とか何をさせます?」

みたいな話をしてるのを聞いて、驚きました。

長渕だったら、泣きっ面にしょんべんぶっかけられたと書くところかもしれません。

そんなポエムな人間でもないので、ただ驚いただけなのですが、アーとかウーしか言えない、おむつも卒業できてないキッズたちに習い事…。

私は、その発言をしているパパの顔を見てました。

この顔はそんなにハイソサエティな脳みそを抱えてる顔なのだろうか。

もしくは、自分がハイソサエティではないため、我が子にはしまじろうとか公文式とかさせとけば、ハイソサエティになるとか信じてんのかしら。

わからん。

ワカランチ会長。

なぜ、こどもは遊ぶのか?

遊びの中からいろんなものを吸収するように、脳みそにプログラミングされているというのが私の仮説です。

放っておいたら、寝るまで一生遊んでます。

お風呂の中でも遊びます。

「遊ぶん、飽きたわぁ」

とはならない、それが子どもです。

この時期に遊んでおかないと、生きていくために必要な力を身に付けることができないから、放っておいても遊んでおくように、ホモサピエンスの脳みそにはプログラミングされているはず。

そもそも自然界にはおもちゃもゲームもない。

自分で自然にある材料を何かに見立てて、ルールや配役を決めて遊ぶしかない。

私は生きる、生きるために知恵を絞ることも似たようなものだと考えていて、限られた資源や能力の中で、生き方を見つけていくしかない。

大豊作の年もあれば、大凶作の年もある。

どんな時も生きていくことから逃げられない。

そして、そういう自然のごくごく当り前の変化に一喜一憂しないように、どんなことでも楽しんで生きていく力。

幼少期に遊んでない人は、大人になってからどうやって遊んだらいいのかがわからないのでは?

「丁度いい」がわからないのでは?

私のお仕事は、デザインをできる人を育成するお仕事。

ゼロからイチを作り出すところで苦しむ方が本当に多いです。

脳みその中で想像を膨らませて、いろんな遊び方を考えるようなことが苦手なのかなって思っています。

マニュアルがないとできない。

ひとつひとつ道筋を伝えないとできない。

時には、達成できない憤りの矛先が私に向かうこともあります。

それはもう必死のパッチで脳みそフル回転して、考えて考えるしかないです。

それができないなら、ゼロイチでデザインすることはできないと思います。

イチから10をつくるお仕事、ガッチリ指示を与えられるお仕事ならできるかもしれません。

昔はそういうお仕事も多かったですが、パソコンの進化、AIの進化はそういうお仕事をどんどん奪っているのが現状です。

幼少期から習い事をさせて、高校でも塾に行かせて、その後に彼らを待ち受けているのはどういう未来なのでしょうか。

ちなみに我が家は私の幼少期を参考に完全放置です。

やりたいこと見つかったら、きちんと理由を聞いて、それが本気だったら、できる範囲応援しますけど、何かを無理矢理やらせることはないです。

「彼がひとりで将来生きていけるように」は必死に考えて、「これでいいのかしら?」な日々ですが、本人が望まない限り、何かの習い事をさせることはないです。(本人の希望でトランポリン教室には行ってます)

私自身、小学校時代、高学年にもなるとクラスの半分ぐらいは私立の中学校に入るために塾通いが盛んになり、遊び相手がめちゃくちゃ減って寂しい思いをしたけど、結局そのうちのほとんどが私が入った大学より優秀とされる大学に入ってるわけではなさそうですし、素敵な人生を送ってるわけでもないと思うので(ま、よく知らないんですが)、それやったら遊んでる方が人生得やん、な考えです。

おしまい。

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画像:ブログの著者:坂元剛

このブログについて

代表の脳内を大公開。思ったことを思ったまんまに書き殴るタイプのブログです。子どもの頃から基本的にフザケてたら、社長になってたり、40越えてたり、パパになってたりしてた人間の駄文です。

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